簿記学習

簿記の試験では、よく「このような取引があった場合の仕訳を示せ」というタイプの問題を見かけます。
 これは学習簿記の世界では当たり前のことになってしまっていて、あまり疑問を持たれないのかもしれませんが、実は仕訳の問題にはいくつか前提を置かなければ解答できません。

 学習簿記の世界では、こういう取引の場合はこういう勘定科目を使うということが方程式のようになっていますが、実務ではそうではありません。勘定科目は社内では自由に設定することができるというのが原則です。このことがあまり教えられていないので、簿記を学習しただけで実務経験のない方は、勘定科目は定められた固定的なものがあるという誤解しているのではないでしょうか。


引用元: 勘定科目は自由に設定できる (わかる!経営管理 オピニオンブログ),
"http://www.keiei-kanri.jp/blog/2009/09/post_101.html"

そういえば日本公認会計士協会のホームページの「BAR レモンハート 第9話 レモンハートにも基準がある?」も見ておくべきだ。町内会計の監査報告をテーマにしたものだ。