日本再生債?

自民党の参議院議員である磯崎陽輔先生は日本の各種(デフレなど)の問題を正しく認識し、お一人で法律をスラスラ書いてしまうほど凄い方なのですが、この方が国土強靭化の財源に関し、ツイッターのフォロワーさんからの質問に答えていらっしゃいました。


https://twitter.com/isozaki_yousuke/status/237776628925730817
『わんこ ‏@wancoms
@isozaki_yousuke 国土強靭化に関して、NHKが報道していた「日本再生債」って何ですか?よく分からないけど、建設国債ではダメなのでしょうか…。実に申し上げにくいのですが、自民党執行部は大丈夫なのかと時々不安になります。
礒崎陽輔
‏@isozaki_yousuke 8月21日
よく聞いていませんが、「建設国債」と言うと、「また公共事業のばらまきか」と言われるからでしょう。私も、堂々と「建設国債」と言えばいいと思います。 RT @wancoms 国土強靭化に関して、NHKが報道していた「日本再生債」って何ですか? 』


 わたくしは「公共事業のばらまき」と言われても、国土強靭化の財源は「建設国債と日銀とのアコード」と、元々の藤井聡先生の案(というか「それ以外にはない!」と断言できるまともな財源)で堂々と「公約」にして欲しいと切に願います。


 無論、「日本再生債」の償還期限が六十年で、建設国債とは名前だけが違うというのであれば構いませんが、どうもこの「日本再生債」には、できるだけ償還期間を短くし、償還の財源を「増税」にすることで、国土強靭化の資金調達や支出を一般会計から外すという財務省の意図が見え隠れしてならないのです。例の、増税時期が現時点では確定していない消費税増税分を償還に充てることで特別会計化する「年金債」と同じ匂いがプンプンするわけです。


引用元: 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba,
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/page-1.html#main