秀丸version6以降のアウトライン解析の設定方法

秀丸エディタの第六版が出るまでは、それぞれの見出しを「マークアップ」としていちいち設定しておかなければならなかったのですが、今では自動的にアウトラインを解析してくれますので、非常に便利になりました。つまり、ある条件の文字列を「見出し」として自動的に認識してくれるので、こちらはいちいち設定しなくてもいいのです。この場合は、「行頭にチャプターという文字列があれば、それを見出しとして認識する」という条件にしています。

秀丸エディタのヘルプが、この解析設定についてちょっと不親切なので、ここに書いておきますね。

秀丸version6以降のアウトライン解析の設定方法
メニューの「その他」
→「ファイルタイプ別の設定」
→設定の対象の部分で「アウトライン 解析」
→アウトライン解析の方法を「ツリーモード 通常」
→ツリー表示の定義の部分で「追加」
→種類を「行頭の文字列」にして、文字列を「チャプター」

ここで、文字列を「第n章」などとすると、数字が入って「第1章」「第2章」などと表示させることができます。複数指定できますから、「章」に加えて「節」なんかも一緒に使えますね。日本語教師は大学院まで行かないと食っていけないのが現実ですが、論文を書いたりするときには、これは非常に便利です。というか、私が院生だったときにこれがあればどれほど楽だったことだろうと思いますよ。当時はテキストデータでもちょっと長くなるとメモリーが一杯になってしまったりしましたから。


引用元:むらログ: 秀丸エディターのアウトライン機能
http://mongolia.seesaa.net/article/40734068.html