winXP : クライアント側の DNS キャッシュ時間を制御



肯定応答や否定応答がキャッシュされる時間は、次のレジストリ キーに設定するエントリの値に依存します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\DNSCache\Parameters
肯定応答の TTL は、次の値のいずれか低い値になります。

* リゾルバが受信したクエリ応答に指定された秒数
* レジストリ MaxCacheTtl の設定値




* 肯定応答に対するデフォルトの TTL は、86,400 秒 (1 日) です。
* 否定応答に対する TTL は、レジストリ MaxNegativeCacheTtl に指定した秒数になります。
* 否定応答に対するデフォルトの TTL は、900 秒 (15 分) です。

否定応答をキャッシュしたくない場合は、レジストリ MaxNegativeCacheTtl の設定値を 0 にします。

クライアント コンピュータでキャッシュ時間を設定するには、次の手順を実行します。

1. レジストリ エディタ (Regedit.exe) を起動します。
2. 次のレジストリ キーを探して、クリックします。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Dnscache\Parameters
3. [編集] メニューの [新規] をポイントし、[DWORD 値] をクリックして、次のレジストリ値を追加します。
値の名前 : MaxCacheTtl
データの種類 : REG_DWORD
デフォルト値 : 86,400 秒 ( 14400と設定した。)
値のデータ : クライアントの DNS キャッシュの TTL の最大値を 1 秒に下げると、クライアント側の DNS キャッシュが無効になっているように見えます。

値の名前 :MaxNegativeCacheTtl
データの種類 : REG_DWORD
デフォルト値 : 900 秒 ( 0と設定した。)
値の名前 : 否定応答をキャッシュしたくない場合は、この値を 0 に設定します。
4. 設定する値を入力し、[OK] をクリックします。
5. レジストリ エディタを終了します。


引用元: Windows XP および Windows Server 2003 でクライアント側の DNS キャッシュを無効にする方法,
"http://support.microsoft.com/kb/318803/ja"