昔のHTMLでの要素は大きく分けて『ブロックレベル要素』と『インライン要素』に分けられていましたが、HTML5ではこれら全て廃止となりました。
これはHTML側の管轄としての概念が廃止になったというだけの理由ですのでこれまで解説したとおりCSS側のレイアウトの決定要素としてブロックレベル要素とインライン要素の概念は残っています。
今まで存在していたブロックレベル要素とインライン要素などという種類分けは、各要素ごと設定されている『display』プロパティの初期値という扱いになりました。
一言で言うと「HTML5では全てのレイアウトはCSSの記述に委ねるよ!」という事です。