Windows7 再インストールにおけるネットワーク設定

ネットワーク・スピードがでない?
思い出したことが


 Windows 7のネットワーク設定を標準で使ってはいけない。標準では「SNP(Scalable Networking Pack)」と呼ばれるネットワークを最適化する機能が有効化されている。この「SNPが有効化」されている設定のままPCを動作させると、ネットワーク処理が不安定になったり、ネットワーク処理とは関係ないアプリケーションの処理に影響を与えたりする可能性があるからだ。

引用元: ITアーキテクトの「やってはいけない」 - [Windows 7編]ネットワーク設定を標準で使ってはいけない:ITpro,
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100824/351391/


TCP Chimney Offload を無効化
netsh int tcp set global chimney=disabled

Receive-Side Scaling( RSS )を無効化
netsh int tcp set global rss=disabled

Network Direct Memory Access( NetDMA )の無効化
netsh int tcp set global netdma=disabled


SNP の状態を確認
netsh int tcp show global

f:id:nonbei:20140904064527p:plain


Realtek PCIe GBE Family Controllerは以下のサイト情報をもとに設定。
http://workees.wiki.fc2.com/wiki/NIC%E8%A9%B3%E7%B4%B0%E8%A8%AD%E5%AE%9A%20%E6%9C%89%E7%B7%9ALAN

無効にした項目

IPv4 チェックサムオフロード
無効 (orRx 有効/Tx 有効/受信と伝送有効)
有効にするとNICでデータの正当性をチェックする


・ LAN 上のウェークアップのシャットダウン {orシャットダウンWake-On-Lan}
無効 (or有効)
Wake On Lan機能に関連する、LANで電源管理しない限り使わない


TCP チェックサムオフロード (IPv4)
無効 (orRx 有効/Tx 有効/受信と伝送有効)
有効にするとNICでデータの正当性をチェックする


TCP チェックサムオフロード (IPv6)
無効 (orRx 有効/Tx 有効/受信と伝送有効)
有効にするとNICでデータの正当性をチェックする


UDP チェックサムオフロード (IPv4)
無効 (orRx 有効/Tx 有効/受信と伝送有効)
有効にするとNICでデータの正当性をチェックする


UDP チェックサムオフロード (IPv6)
無効 (orRx 有効/Tx 有効/受信と伝送有効)
有効にするとNICでデータの正当性をチェックする


・Wake on Magic Packet {orマジックパケットによるWake-On-Lan}
無効 (or有効)
Wake On Lan機能に関連する、LANで電源管理しない限り使わない


・Wake on pattern match {orパターンマッチによるWake-On-Lan}
無効 (or有効)
Wake On Lan機能に関連する、LANで電源管理しない限り使わない


WOL とシャットダウンリンク速度 {orWake-On-Lanとシャットダウンリンク速度}
速度低下ではない (or10 Mbps 優先/100 Mbps 優先)
Wake On Lan機能に関連する、LANで電源管理しない限り使わない


・グリーンイーサネット
無効 (or有効)
省電力モード


・ジャンボフレーム
9KB MTU (or2KB MTU/3KB MTU/4KB MTU/5KB MTU/6KB MTU/7KB MTU/8KB MTU/無効)
一度の通信で送受信する最大サイズ、通信相手が対応していなければ通常のサイズで通信する


・ネットワークアドレス
存在しない (or値:--)
MACアドレスを変更するオプション、不要


・フローコントロール
有効 (or無効)
通信相手と速度を合わせる、受信側が遅い場合は高速で送ろうとしないようにする


・一括送信オフロード v2 (IPv4) {or大量送信オフロードv2(IPv4)}
無効 (or有効)
NICでパケット(一度の通信で送受信する単位のようなもの)分割しない


・一括送信オフロード v2 (IPv6) {or大量送信オフロードv2(IPv6)}
無効 (or有効)
NICでパケット(一度の通信で送受信する単位のようなもの)分割しない


・割込みモデレーション {or割り込み調停}
無効 (or有効)
トラフィックに応じてCPU負荷を調整するようだが不要


・自動無効ギガビット {orギガビットの自動ディセーブル(パワーセービング)}
無効 (or再リンク、バッテリ/再リンク、バッテリまたはAC)
自動的に電力節約するようだがギガビット無効はありえない


・受信バッファ
512 (or1~511)
バッファは一時領域、多いに越したことはない


・受信側スケーリング {or受信側負荷分散}
無効 (or有効)
マルチCPUへ負荷を自動分散するが、NICで判断させたくない


・速度とデュプレックス {or速度と二重}
1.0 Gbps フルデュプレックス (or10 Mbps ハーフデュプレックス/10 Mbps フルデュプレックス/100 Mbps ハーフデュプレックス/100 Mbps フルデュプレックス/自動ネゴシエーション)
通信速度の要、最速設定を手動で指定、自動ネゴシエーションだと稀に遅い速度で接続することがある


・伝送バッファ {or送信バッファ}
128 (or1~127)
バッファは一時領域、多いに越したことはない


・優先度およびVLAN {or優先制御とVLAN}
優先度およびVLAN 無効 (orVLAN 有効/優先度およびVLAN 有効/優先度有効)
パケット優先度などの分散処理、NICに処理させたくない