「Google Chrome」の最新安定版v21.0.1180.83

同梱されている「Adobe Flash Player」プラグインに脆弱性が発見されたため、「Google Chrome」向けの最新版v11.3.31.230へとアップデートされている。ただし、更新されたのはPPAPI版のみで、NPAPI版Flashプラグインは脆弱性の影響を受けるv11.3.300.271のままとなっているので注意。
ソース:http://www.forest.impress.co.jp/docs/news/20120822_554466.html

Google Chrome」がPepper版の「Adobe Flash Player」を採用した影響で、その環境下では“ニコニコ動画”を正常に視聴できない場合があると報告されている。ニコニコ動画の管理者によると、「Google Chrome」は推奨環境ではないため、ほかのWebブラウザーを使用してほしいとのことだ。

 ここで、トラブルを回避するための裏技を紹介しておこう。“Pepper Plugin API(以下、Pepper)”版の「Adobe Flash Player」を搭載する「Google Chrome」には、これまで使ってきた“NPAPI(Netscape Plugin API)”版の「Adobe Flash Player」も引き続き内蔵されている。標準の設定ではPepper版が優先的に使用される仕組みになっており、Pepper版を無効化すると、自動的にNPAPI版を使用するようになる。つまり、「Adobe Flash Player」を旧仕様へ切り替えられるため、以前の状態に戻せるのだ。本記事を執筆するあたりPepper版とNPAPI版の動作を比較する際にも、この方法を利用した。
 Pepper版を無効化するには、まずアドレスバーに“chrome://plugins/”と入力する。あとは、画面右上の[詳細]ボタンを押すと、3種類のFlashプラグインが並んで表示されるので、そのなかから一番上のPepper版だけを選んで[無効にする]をクリックすればよい。ただし、NPAPI版も脆弱性が発見されたときなどにアップデートされているものの、「Google Chrome」ではPepper版がメインの「Adobe Flash Player」であることには変わりないので、とくにトラブルがないならPepper版を使用すべきだろう。
ソース:http://www.forest.impress.co.jp/docs/serial/moritalk/20120821_554093.html