日本軍捕虜となったアメリカ人元兵士へ謝罪

 愚かなことをしてくれた。
 
 招くこと自体が、日本政府として「捕虜虐待しました。ごめんなさい。」と全世界に公言しているのと同じ効果がある。
 なぜ家族同伴の観光旅行をしなければならないのか。

 政府は、太平洋戦争中に日本軍の捕虜となったアメリカ人の元兵士をめぐって、アメリカ側で日本の謝罪を求める声があることを踏まえ、12日から元兵士たちを日本に初めて招き、現在の日本を知ってもらうことで批判を和らげたい考えです。

 日本を訪れるのは、太平洋戦争中にフィリピンで日本軍の捕虜となり日本に移送されたアメリカの元兵士6人です。元兵士は87歳から90歳と高齢のため、家族に付き添われて、12日から今月19日まで日本に滞在し、岡田外務大臣や福山官房副長官と面会するほか、京都なども訪れる予定です。

 また元兵士の一部は、日本に移送されたあと収容されたり、強制的に働かされたりしていた神奈川県川崎市や福岡県飯塚市を訪れることにしています。太平洋戦争で日本軍の捕虜となった元兵士をめぐっては、日本の謝罪を求める声がアメリカの一部から出ており、藤崎駐米大使が去年、いわゆる村山談話を引用する形で、多大な損害と苦痛を与えたことに、おわびを表明しています。政府としては、元兵士の高齢化が進むなか、元兵士たちを日本に初めて招き現在の日本について知ってもらうことで、アメリカ側の批判を和らげたい考えです。

ソース:NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20100912/k10013932701000.html
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