『君が代』を歌わない首相

 平成22年(2010年)6月10日(木)の「産経新聞」
朝刊(東京15版)1面「産経抄」によると、俳優の「佐藤 優」が
出演者とスタッフ全員が『君が代』を斉唱するラジオ番組に出演した
ときに「菅 直人」一人だけ歌わなかったという。「菅 直人」は平成
11年に成立した「国旗国家法案」にも反対している。



 菅内閣の官邸での閣僚会見では、全員が国旗に向かって一礼。千葉景子法相は会見終了時にも深々と頭を下げた。終了後の一礼を忘れたまま退場しようとしたことに気づいて引き返して
一礼した仙谷由人官房長官のような例もあった。

 ところが、官邸での会見後に、担当省庁などで開催された「省庁会見」では、千葉法相蓮舫行政刷新担当相玄葉光一郎公務員制度改革担当相直嶋正行経産相国民新党代表の
亀井静香郵政改革・金融相の5閣僚が会見室に設置された国旗に頭を下げなかった。

 8日深夜、法務省会議室での記者会見に臨んだ千葉法相は会見場に設置された国旗に頭を
下げることなく会見をスタート。夫婦別姓実現に意欲を見せるなど、再任への抱負を30分に
わたって口にしたが、会見終了後も国旗に目をやることなく、そのまま退出した。

 9日午後、内閣府での会見に臨んだ蓮舫行政刷新担当相も国旗に一礼はなし。亀井、玄葉、
直嶋の3閣僚も会場に掲揚された国旗におじぎなどはしなかった。岡田克也外相も会見開始時に
明確なおじぎなどは見られなかったが、ただのうつむき加減なのか軽く会釈したのかが判然と
しなかった。

省庁会見では国旗の設置がない所もある。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/100610/stt1006102210019-n1.htm