竹島の日本海海戦以前の実効支配


竹島の日本海海戦以前の実効支配-国際通信の日本史  石原藤夫さんの指摘  (たけしま)


オモロフ論考 
とくに竹島問題と日露戦争日露戦争と無線の開発が面白い。田丸直吉箸"日本海軍エレクトロニクス開発の歴史" もあわせて目を通しました。オモロフ氏こと作家の石原藤夫さんによると、日露戦争を予想した日本海軍は国内だけでなく、中国 韓国に無電望楼を設置しようとしたが、事なかれ主義の外務省が中国 韓国にまともに交渉せず、やむなく国内12箇所に無電望楼海外15箇所に設置。そのうち竹島にも無線装置をしています。日本は近代国家ですから、防衛省には証拠書類の建白書や竹島の地図が保存されています。勿論当時の韓国政府は海軍の竹島設置に対して抗議はしていません。竹島は明らかにその時点で竹島は日本の領土であることの証明になります。日露戦争は1904年開戦 日韓併合は1910年です。当時の朝鮮から異議申し立てがあったという史実はありません。無線の開発は、マルコーニから法外な特許料を要求されて、海軍技師木村俊吉が36式無線機を開発して日露開戦時には軍艦には無線機が設置され、軍艦信濃丸が"敵艦隊2030地点ニ見ユ・・・・・   "と打電したのが無線通信が軍用として世界初利用されたのだという。因みに木村俊吉は福田諭吉の恩人、幕末の海軍奉行木村摂津守の子息で、内村鑑三の友人。バルチック艦隊もドイツテレフォンケン製無線装置を出発前急遽整備されたが、ドイツ技師が途中マダガスカルで下船してしまい使われた様子はないようです。このへんの事情は司馬遼太郎坂の上の雲にも、吉村昭の海の史劇にもふれられていませんね。


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