「運転経歴証明書」

「身分証明書として使える「運転経歴証明書」の発行」の表現は正確でない。身分証明としては使えない。
参考:
運転経歴証明書は身分証足り得ない

ただし、「運転経歴証明書」は更新や記載事項の変更ができないことから、原則、作成日から6ヶ月を超えると金融機関等において身分証明書としては取り扱われません。
 運転免許証に代わる写真付きの身分証明書としては、各市町村に「写真付き住民基本台帳カード」がありますので、市町村の住基カード担当者までお尋ねください。


引用元: 愛知県警察|運転免許|運転経歴証明書申請手続,
http://www.pref.aichi.jp/police/menkyo/99_keireki.html


身体能力の衰えなどを理由に運転免許証を自主的に返納した65歳以上の高齢者が今年1〜5月で計2027人にのぼり、前年同期(982人)に比べ2倍以上に増えていることが静岡県警のまとめでわかった。

 県警は高齢ドライバーが増加したことに加え、免許返納者への特典制度が充実してきたことが背景にあると分析している。

 免許返納者の総数は2116人で、そのうちの96%の2027人が65歳以上の高齢者だった。理由は「運転する必要がない」が1213人(57・3%)、「身体機能の低下」が650人(30・7%)、「家族のすすめ」が183人(8・6%)などだった。

 県警交通部によると、今年上半期に発生した人身事故1万7715件のうち、65歳以上の高齢ドライバーが関係した事故は2762件(15・6%)。免許を持つ65歳以上の高齢者の割合は、今年5月末の県内の免許人口256万人のうち45万人(17・6%)で、ともに年々増加傾向にある。

 このため、県警のホームページや老人クラブなどで行う交通安全教室で、免許返納制度の浸透を図ってきた。これまでも、県の65歳以上の高齢者の返納率は高く、2005年、06年には全国トップ、09年は2188人で6位だった。

 免許返納者に対する特典も充実し始めている。

 「身分証明書として免許が必要」との声が多いことから、県警は02年から、免許証返納と引き換えに、身分証明書として使える「運転経歴証明書」の発行を開始。富士急グループや遠鉄グループなどバス会社7社は、証明書を持つ高齢者に割引料金の優遇定期券を発行。県タクシー協会と県個人タクシー協会に加盟しているタクシー会社でも、4月から証明書を持つ高齢者に料金を1割引きするサービスを始めている。

 県警交通企画課の金原康倫次席は「運転する自信がなくなった際の選択肢として、免許証の自主返納を考えてほしい」と話している。
(2011年7月11日07時28分 読売新聞)


引用元: 高齢者の免許返納倍増!代わりの身分証発行効果 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞),
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110711-OYT1T00053.htm