フォントリンクとは、グリフの不足を補うために、あるフォントに別のフォントをリンクさせることです。
ハングル文字のグリフを含むフォントの一つにgulimというフォントがあります。
今の例の場合、tahomaというフォントにgulimというフォントがリンクされているので、tahomaでハングルを表示できるわけです。tahomaにgulimがリンクされているのがわかります。
「値のデータ」の書式は「フォントファイル名(カンマ)フォント名(改行)」です。
上図ではgulimの他にも日本語フォントである「MS UI Gothic」、中国語(簡体字)フォントである「SimSun」、中国語(繁体字)フォントである「PMingLiU」がリンクされていることがわかります。
結果としてtahomaフォントを使うと、日本語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)を表示することができます。
1.フォントリンクの設定はレジストリ(「スタート」→「ファイル名を指定して実行」→「regedit」)で行います。
「\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink」を開く。
2.tahomaの「gulim.ttc,gulim」という行を削除。
3.再起動。