エクソン・フロリオ条項に言及

こんな発言があったのか。


緑の風の亀井亜紀子氏は、2013年3月25日(月)の「総務委員会質問議事録」を、「亀井亜紀子のホームページ」で発表されているが、その中で亀井亜紀子氏は「エクソンフロリオ条項」に言及している。

 亀井亜紀子議員「今度はTPPについてお伺いしたいと思います。 エクソン・フロリオ条項という米国の包括通商法の中にある規定についてお伺いしたいと思います。

 エクソン・フロリオ条項というのは、包括通商法ですね、アメリカの五千二十一条に規定されておりまして、米国の安全保障を脅かすような外国企業による米 国企業の買収を差し止めることを目的とした条項です。具体的には航空、通信、海運、発電、銀行、保険、不動産、地下資源、国防の9分野においてアメリカの 安全保障を脅かす可能性のある外国企業による買収について、対米外国投資委員会が条項に触れると判断した場合に阻止する権限を持っています。

 韓国にもこれと似たような韓国版エクソン・フロリオ条項があるそうです。ですので米韓のFTAにおいては双方が同じような条項を持っているということです。

 日本はこれに相当するものがありません。つまりTPPにおいて、日本側は自国の企業を守る手段を持たず、米国は国内法でこのような法律を持っている。こ れはつまり市場対等性が存在しないということなんですけれども、このことについて日本はどのように対応するのかということを西村副大臣にお伺いしたいと思 います。」

 この質問に対し、西村康稔総務副大臣は「わが国にはエクソン・フロリオ条項に匹敵する『外為法』がある」とこともなげに言っているが、外為法は米国エクソンフロリオ条項のような確実な効果はまったくない。我が国には外資の脅威に対して防波堤が存在していないのである。

引用元: 亀井亜紀子議員が3月25日に「エクソン・フロリオ条項」に言及!!: 神州の泉,
http://shimotazawa.cocolog-wbs.com/akebi/2013/05/post-1a66.html

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