なるほどなぁ。
個人事業で、キャッシュフロー計算書なんか作れるのかってお思いの方もいるでしょう。
個人事業の場合は弥生会計などのソフトでは、キャッシュフロー計算書は作れなかったと思います。
ただ自分でアレンジすれば簡単に作成できます。
ポイントは個人事業主特有の科目である「事業主貸」と「事業主借」をどうするかです。
ずばり、「Ⅲ財務活動によるキャッシュ・フロー」の下に「Ⅳ個人的なキャッシュ・フロー」という項目を作成してはどうでしょうか?
以前、事業主勘定について述べましたが、事業主貸と事業主借の差額がプラスの場合、事業活動から抜いた生活費(個人的に使用したお金)とほぼ等しくなります。
Ⅳ個人的なキャッシュ・フローとは事業とは関係のない個人的なお金の流れを表します。
さらにⅣ個人的なキャッシュ・フローの中に、事業主貸と事業主借の項目を設けて、事業主貸の増加は(-)、事業主借の増加は(+)とすれば完成です。
個人事業主にもキャッシュ・フロー計算書 - YAS税理士の独り言
これにより儲けたお金をその月にいくら個人的に使用したかも一目瞭然です!