オーストラリア産米牛丼

このまま手をこまねいていれば、TPPと共に日本の稲作は一挙に押し流される可能性が出てきた。

「あれ?意外と輸入米でもいけるね」
という認識が広がるようなことがあれば、どうなるでしょうか?

また、日本のコメ関税が撤廃されれば、それまでは日本向けのコメなど作ろうとも思っていなかった人々までこぞって参入してくることも考えられます。

特に地理的にも近いTPP参加表明国であるベトナムの人々は、どう考えるでしょうか?



日経新聞 2月12日
牛丼大手の松屋フーズはオーストラリア産のコメを使用する方針を固めた。商社経由で豪州産玄米を調達、今春にも試験的に導入する見通し。
すかいらーくも輸入米を使用する検討に入った。大手外食チェーンが店舗で提供する白米はいずれも国産だが、国産米の価格は東日本大震災後に高止まりしており、外食企業には収益圧迫要因。外食大手が使用に踏み切れば、割安な輸入米を求める動きが加速しそうだ。

政府は輸入米に高い関税率を課す代わりに、ミニマムアクセス(最低輸入量、MA)を設けて海外からコメを77万トン輸入している。MA米を希望する企業は入札で購入する。
2011年度分の主食用(10万トン)については需要が旺盛で完売した。松屋は使用する年間約2万トンのコメに対し、4千トン以上の豪州産玄米(主食用)を確保するとみられる。
これを自社工場で精米し、店舗で「牛めし」などに使う。

松屋、豪州産米を試験導入へ…原料費を圧縮

読売新聞 2月13日(月)19時26分配信
 牛丼チェーン「松屋」の松屋フーズは、今春にも豪州産米を試験導入する。

 国産米よりも2割程度安い豪州産米で原料費を圧縮する。牛丼大手が輸入米を使うのは異例だ。背景には低価格競争の激化がある。

 また、「牛焼肉定食」(630円)と「カルビ焼肉定食」(680円)の定価を16日午後3時から50円値下げすることも決めた。主力の「牛めし」も値下げしており、対象を広げる。

最終更新:2月13日


引用元: 農と島のありんくりん,
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