佐々淳行氏の解説

途中から見たがわかりやすかった。

尖閣ビデオ流出問題もうやむやになりそうなここ数日の動きですが、民放テレビで見た佐々淳行氏の解説はとてもわかりやすかった。
・官房長官には今回の事案を秘密にする指揮権がない。 
・「行政起訴処分前置主義」(刑事罰の前に行政罰(訓告・戒告・懲戒等)、今回の事案では、まず国土交通大臣による行政処分が行われるべき)、に反する。
・秘密区分の指定がされていない。
・仙谷官房長官も馬淵大臣も行政のことを何も知らない、と言っていました。行政罰としては減給程度が妥当だろうとも。
たとえ保安官を起訴に持ち込んでも「自首減刑」(刑法第42条)もあり、公判維持は難しい。検察の線では略式命令で罰金が妥当だと。

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