2018-06-08から1日間の記事一覧

OSの役割

OS

LinuxやWindowsに代表されるOS(Operating System)は、ハードウエアを利用したり、管理したりするためのソフトウエアです。各種のミドルウエアやアプリケーションといったOS以外のソフトウエアは、OSを介してコンピュータを利用します。つまり、OSの役割を…

OS: 構成要素ごとに機能を押さえる

OS

OSは、WindowsやLinuxの標準インストール後のディスク使用量がギガバイト単位であることからも分かるように、巨大なソフトウエアです。したがって、OSを理解するためには、OSを構成要素に分けて見る必要があります。また、OSの構成を知ることは、パッチ適用…

OS: 優先順位と負荷分散を管理

OS

コンピュータ上では、複数のアプリケーションを同時に動作させることができます。これは、OS(Operating System)が備える「スケジューリング」機能が実現しています。スケジューリングは、CPUリソースの管理と割り当てをつかさどるカーネルの機能です。CPU…

OS: メモリー管理機能の仕組み

OS

コンピュータの動作にCPUと並んで不可欠なのがメモリーです。プログラムを実行するには、プログラムがメモリー上にロードされている必要があります。また、計算対象のデータ、入出力するデータもメモリーに置かれます。 メモリー上のどの領域に、いつ、どの…

OS: ファイルシステム

OS

組み込みシステムでないコンピュータには、CPUとメモリーのほかに、プログラムやデータを格納するストレージがあります。OS上で動作するプログラムは、ストレージ上のデータにファイルシステムを通じてアクセスします。例外は、一部のDBMSやファイルシステム…

OS: CPU能力を使い切る

OS

仮想化とクラウドコンピューティングの普及により、物理マシンより仮想マシンを扱うことが多くなりました。そこで、仮想化環境上で動作するOSの特徴についても知っておく必要があります。 マルチコアCPUやマルチCPU構成が当然になったため、CPUの能力を使い…

ブロックチェーン懐疑論

ビジネスマンで、ITや新商品開発のような部門に属している人は、何年か前から「ブロックチェーン」という技術の話をよく聞くようになったと思います。これはビットコインの仕組みの中核にあたる技術なのですが、ビットコインを始めとする仮想通貨の発展には…