戸籍統一文字を含めた文字に国際規格として文字コードが割り当てられたことで、今後は、行政機関のデータの相互利用が促進され、外字作成コストが解消されるとする。今後、文字フォントのIPAmj明朝フォントもバージョンアップを行い、漢字5万8861文字に対応させる予定。
IPAではまた、「変体仮名」の国際規格化も進めており、「ISO/IEC 10646」第5判の追補版として、2018年3月末までに発行される見込み。これをもって、IPAが延べ15年に渡って整備・提案してきた漢字と変体仮名の全ての国際規格化が完了するとしている。
なお、業界規格のUnicodeでは、6月に策定した文字コードの「Unicode 10.0」でこれら戸籍統一文字や変体仮名への対応を完了している。
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行政機関では今後、コンピュータで人名等の正確な表記を行う際にも外字登録が不要に | 吉澤司法書士事務所(4430.info)