Zestyに搭載される実装はCUPS 2.1で追加されたIPP Everywhere対応をベースとしたもので,非常に単純に説明すると「iOSやAndroidデバイスと同じようにプリンタとやりとりすることで,プリンタドライバのインストールその他の処理を行わずに済ませる」というものです(注4)。
注4
同様の発想としては「Google Cloud Print対応プリンタにCloud Printで送り付ける」という解法もあります。AirPrintやIPP Everywhereを使うと「目の前のプリンタに印刷するために一度クラウドを経由する」というムダを避けることができます。
これは単にドライバのインストールが不要になる,というだけの話ではありません。悲しいことに,Linux対応プリンタよりもAirPrintやIPP Everywhereに対応しているプリンタのほうがよほど多いのが現実なので,この対応により,Ubuntuから印刷できるプリンタを大幅に増やすことができます。
ソ-ス:2017年1月6日号 『ドライバレス』でのプリンタ対応・UWN#492・493:Ubuntu Weekly Topics|gihyo.jp … 技術評論社
楽しみだ。
17.04は「“Zesty Zapus”」(ピリっとしたトビハツカネズミ)と名付けられました。
2016年10月21日号 Ubuntu 17.04 “Zesty Zapus”の開発開始・Canonical Livepatch Service:Ubuntu Weekly Topics|gihyo.jp … 技術評論社