「富士通アクセシビリティ・アシスタンス」が無償提供を終了

富士通アクセシビリティ・アシスタンスの3つのツール群「WebInspector」「ColorSelector」「ColorDoctor」
間に合った。


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鏡文字と読字障害

鏡文字とは、鏡に写したように左右反転した文字のことですが、本文書では上下反転、上下左右反転した文字も鏡文字とします。このような文字は、小児期において子供がよく書いたりするものですが、「読字障害」(Dyslexia)という障害をもつ人においては、我々が普段目にする“ふつうの”文字が鏡文字のように左右や上下に反転した形で認識されている、ということが知られています(他にも、字が潰れて黒丸にしか見えない、漢字の一部分が認識できないなど、様々な見えかたをしているそうです)。「鏡文字フォント」の開発者は、そのような読字障害をもつ方の“読み”を支援するソフトウェアを研究開発していました。このフォントは、鏡文字を例示したり、あるいは一般の方々に読字障害の症状(の一部)を疑似体験してもらうために開発しました。このフォントにご興味を持たれた方におかれましては、ぜひまだ社会的認知度の低い、読字障害という困難について関心と理解を持っていただければ、と思います。

IPAフォントを反転させた鏡文字フォント
http://dokoka.org/wiki.cgi?page=IPA%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A5%C8%A4%F2%C8%BF%C5%BE%A4%B5%A4%BB%A4%BF%B6%C0%CA%B8%BB%FA%A5%D5%A5%A9%A5%F3%A5%C8