Internet Explorer 一時ファイルが肥大化する

CCleanerを使用。

解消方法

このような現象が発生した場合、「Temporary Internet Files フォルダー」を「フォルダーごと」すべて削除し、再作成する事が対処の方法となります。

ここでご注意頂きたい点としては、インデックス情報は「ユーザーがログイン時にメモリ上に読み込まれロック」されますので「ユーザーログイン中は削除できない」という点です。

ではどのように削除するかというと、最も簡単な方法は「ご利用の端末で新規に管理者権限のあるユーザー」を作成し、そのユーザーでログインし現象が発生しているユーザーアカウントの Temporary Internet Files フォルダーを削除してしまう方法です。この操作でフォルダーを削除後、現象の発生していたユーザーでログインすると、新しい index.dat ファイルを含む Temporary Internet Files フォルダーが再作成されます。

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  キャッシュの容量

IE のキャッシュ全体のサイズは [インターネットオプション] - [全般タブ] から開くダイアログの [インターネット一時ファイルと履歴の設定] の [使用するディスク領域] で設定できます。

ただし、この値はあくまで『目安』の値であり「制限」ではありません。

ここで「目安」とお伝えしたのは、この設定値は「このサイズまでしかキャッシュを作成しない」という制限値ではなく、「この設定値の値に近づくように調整される」という値である為です。

例えば、使用するディスク領域の設定が100 MB であるとします。
普段、IE を利用しページを閲覧しており 100 MB に近いサイズのキャッシュが保持されている状況とします。ここで、Web ページの構成やダウンロードで 50 MB のサイズのファイルを取得したばあい、IE ではこのファイルを取得した場合にキャッシュを作成します。(100 MB 指定がある為「キャッシュをしない」という動作にはなりません

この場合、100 MB の指定を超えるキャッシュが保持されている状況になります。

ただし、指定値を超えているとその後 IE 利用中に内部の処理ロジックで長期間参照されていない、利用頻度の低いものを判断し設定値を目安に保持しているキャッシュを削除しその容量を調整します。