最高裁判所裁判官の国民審査

最高裁10裁判官の国民審査=「憲法の番人」チェックへ【12衆院選】
時事通信 12月4日(火)14時57分配信

 最高裁判所裁判官の国民審査の投票が、衆院選と同じ16日に実施される。15人の裁判官中、2009年8月の前回審査後に任命された山浦善樹、岡部喜代子、須藤正彦、横田尤孝、大橋正春、千葉勝美、寺田逸郎、白木勇、大谷剛彦、小貫芳信の10氏(告示順)が対象。
 審査は「憲法の番人」にふさわしいかを国民がチェックする制度で、憲法に規定がある。ふさわしくないと思う場合は投票用紙に「×」をつけ、信任する場合は何も書かない。「○」や「△」などの記号を書くと無効になる。
 「×」が有効投票の過半数に達すると罷免されるが、過去に罷免された例はない。