祝 第2段制御落下成功:「こうのとり」3号機

JAXA|H-IIBロケット3号機 第2段制御落下実験の結果について

マスコミは報道しないだろうなぁ。

第2段ロケット制御落下実験について

主ミッション終了したのちに、地球1周回後、第2段エンジン第2回目の燃焼を行い、南太平洋上への制御落下実験を行う。
第2段ロケット制御落下実験の実施に伴い、第2段ロケット落下予想区域を担当する関係国(ニュージーランド及びチリ)当局へも、船舶及び航空機の航行安全確保のため打上げ情報を通報する。
この制御落下への取り組みはミッション終了後の第2段機体をより安全に処置することを目的とした技術開発の位置づけとしている。
HTVミッションが低軌道であり、主ミッションに影響を与えずに実施可能であることが確認できたことから、今後の定期的な打上げ機会を利用して、制御落下に関する技術蓄積に継続的に取り組む計画である。
基本的な考え方として、機体が健全で、落下推定点があらかじめ落下分散域内にあることが確認された場合のみ、制御落下させることとしている。
オンボードによる判断とせず、HTV分離後、地球1周回後の種子島局可視域にて機体の健全性を確認し、制御落下マヌーバ(減速のための逆噴射)の禁止を解除する許可コマンドを送信し、その後、制御落下マヌーバを実施し、南太平洋に落下させる。
軌道離脱の逆噴射は、第2段のLE-5Bエンジンのアイドルモード燃焼 (ターボポンプを回転させず、ガス押しで推進薬を供給)により実施する。
機体健全性確認及び許可コマンドの送信などは、飛行安全業務の一環として実施する。
http://www.jaxa.jp/countdown/h2bf2/pdf/presskit_h2bf2_j.pdf