Win7: Windows Time サービスで時刻同期

60 秒 x 60 分 x 24 時間 x 1 日+1分=86460

まず、NTP サーバーをデフォルトの time.windows.com から日本標準時に直結した ntp.nict.jp に変更します。

[日付と時刻] のプロパティから [インターネット時刻] をクリックして表示し [設定の変更] をクリックします。
[インターネット時刻サーバーと同期する(S)] にチェックが入っていることを確認します。
[サーバー(E):] 項目に ntp.jst.mfeed.ad.jp と入力します。
[今すぐ更新(U)] をクリックします。

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次に更新間隔ですが、デフォルトだと 7 日間に 1 回なのでレジストリで変更する必要があります。

レジストリ エディタ (regedit.exe) を起動し、以下のキーまで移動してください。

場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\W32Time\TimeProviders\NtpClient
名前: SpecialPollInterval
種類: DWORD
値: 0x93A80 (604800)

デフォルトの値は 0x93A80 (604800)。
これは秒単位なので 604800 は 60 秒 x 60 分 x 24 時間 x 7 日で、7 日間隔という計算です。

正直かなり間隔広いので、たとえば 5 時間 (0x4650 (18000)) に設定しています。

Active Directory 環境では 1 時間間隔での同期なので 5 時間でも間隔は広いとは思いますが、サーバーに負荷かけるのも何なのでちょっと遠慮してますw

もし 1 時間間隔がいい場合、きっちり 1 時間 0xE10 (3600) でもいいのですが、
1 分ずらしの 1 時間 1 分の 0xE4c (3660) や 59 分 0xDD4 (3540) に設定すると
同じタイミングでのアクセスを避けられていいかもしれません。

なお、レジストリの変更を行った場合は Windows Time サービスを再起動した後に反映されます。

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以下の手順でサービスの再起動を行ってください。
Win キー+R で [ファイル名を指定して実行] を起動し、services.msc と入力し [OK] をクリックします。
[Windows Time] 項目を選択しサービスを再起動します。
なお、このタイミングで [スタートアップの種類] が "手動" になっている場合は "自動 (遅延開始)" に変更しましょう。
[Windows Time] のプロパティを開いて [スタートアップの種類(E):] で "自動 (遅延開始)" を選び [OK] をクリックします。

上記の手順によりレジストリで設定した間隔でのスケジュール同期とOS 起動時のWindows Time がスタートしたタイミングで同期が行われます。

正常に Windows Time サービスが動作している場合は、次回の同期日時や最終更新日時を確認することができます。

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ちなみに Windows Time サービスのスタートアップの種類を "自動 (遅延開始)" ではなく ”自動” に設定した場合、自動でサービスが開始した後に以下のイベントが記録されて停止する場合があります。

ログの名前: System
ソース: Service Control Manager
イベント ID: 7042
レベル: 情報

説明:
Windows Time サービスに 停止 コントロールが正常に送信されました。
指定された理由: 0x40030011 [オペレーティング システム: ネットワークの接続 (計画済み)]


引用:Windows7: Windows Time サービスで時刻同期 - Windows Live
http://as.dip.jp/i/w7time.html