仏大統領選、社会党オランド氏が勝利宣言

ユーロ圏が緊縮財政一本やりの対応の流れが変わるか?

 フランスの有権者が財政拡大派のオランド氏を選んだことで、ユーロ圏内でのドイツの孤立が強まることになる、という点です。メルケル政権は構造改革と緊縮財政の一点張りで、現在のユーロ危機が財政統合を伴わないことに起因するということを全く理解していませんが、ユーロ圏二番目の経済大国であるフランスが、僅差であるとは言え親メルケルサルコジ氏にNonを突きつけた格好となっています。FT等の報道によると、ギリシャでも既存政党が大幅に議席を減らす見通しだと報じられています。ギリシャがいきなり国際社会との約束を反故にする可能性は「それほど高くない」(各種報道)ものの、2011年の欧州首脳による何回にも渡る首脳会談の迷走の末に固まった「緊縮財政こそがソリューション」という誤った解決策に、ギリシャの有権者もΩχιを突きつけた形です。

引用:フランスで社会党IFRS断固阻止!新宿会計士のブログ
http://goo.gl/QZ6zq