中国の国債の購入を検討

ビックリした。このようなニュースは日本のマスコミはながさない。

本日は初っ端から狂ったニュースを紹介します。金正日が死んで朝鮮半島情勢に注目が集まる中、日本は中国の国債の購入を検討しているというのです。そして、中国がその反面として日本国債を購入することを提案するそうですが、巨額の貿易黒字を背景とした巨額の外貨準備を保有する中国と、為替介入の結果として巨額の外貨準備を保有せざるを得なくなった日本では、全く事情が異なります。日本の場合、短期国債(TDB)により外貨準備の財源を調達しているので、低い金利であるとはいえ有利子負債であることを忘れてはなりません。第一、ハードカレンシーでもない中国人民元建ての債券を購入して、イザという時に売却できる訳がありません。野田ら民主党関係者はもう一度、「外貨準備」の意味をきちんと理解してから発言すべきでしょう。

(略)

<本日のNEWS一覧>

1 日本、中国の債券購入を検討(Japan Considers Buying Chinese Bonds)

日本財相のJun Azumiは火曜日、アジア近隣諸国との関係を強化するために、日本は中国の国債を保有しなければならないと発言。しかし、アナリストの間では、こうした動きは現在米ドルに偏重している外貨準備の資産配分の変更をもたらすものであるとの分析が生じている。財相のJun Azumiは日本首相のYoshihiko Nodaとともに中国を訪問するが、これに先立って発言した。中国の人民元建て債券の購入を外貨準備に組み込む可能性に日本の当局者が言及するのは初めてのことだ。Jun Asumiは記者会見で、「日中双方が国際の保有を行うことが(日中両国に)莫大な恩恵をもたらすとして、このようなことを議論していることは事実だ」と述べた上で、「我が国は中国の債券を保有していない。私のメッセージは、そうすることで両国にとって恩恵がある、ということだ」としている。日本の外貨準備は1.3兆ドルと、中国に次いで世界二番目だが、そのうち最大の金額は米国債に投資されており、若干のユーロ建て資産が組み込まれている状況にある。日本の当局者の間では、日曜日以降のYoshihiko Nodaの訪中にあわせて両国間での協力関係に関する提案を検討していると述べている。
(略)

―――米国時間2011/12/20(火) 04:20付 (日本時間2011/12/20(火) 18:20付)WSJオンラインより

引用元: http://ameblo.jp/shinjukuacc/