自由貿易の非常に重要な本質

私はこれは自由貿易の非常に重要な本質をついた言葉だと思います。


過度の自由貿易は効率を良くします。

効率が良いこと自体は良いことです。

しかし、需要が一定である場合、より少人数で供給できることを意味します。

つまり、10人の供給で10人の需要を満たしていたのが、

5人だけの供給で10人の需要をまかなえるようになる、ということです。

ということは、5人は失業するということです。

これが、大企業だけが得をし、その他大勢が損をするという仕組みです。


自由貿易はいいことです。しかし、何でもやり過ぎはよくありません。

ほどほど、中庸が良いのです。

引用元: 廣宮孝信の反「国家破産」論 ブログ
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