東京都水道局ホームページがテキスト版に

すばらしい。

原発事故に端を発する水道水からの放射性ヨウ素検出で、多くの人から注目を集めているのが東京都水道局。サイトで公開されている「水道水の放射能測定結果について」とされたデータにはアクセスが殺到し、なかなかページが表示されない状態がここ数日間続いていた。そのせいかどうかは分からないが、27日ごろからサイトのトップページが「暫定版」と称するテキスト中心の軽量なページに差し替えられている。一見すると公式には見えない質素なデザインだが、サーバー負荷を軽減しつつ情報提供を継続するために、ぎりぎりのところで工夫が重ねられているようだ。


引用元: 【やじうまWatch原発事故の余波? 東京都水道局ホームページがテキスト版に差し替え ほか -INTERNET Watch,
"http://internet.watch.impress.co.jp/docs/yajiuma/20110329_435741.html"


参考
 財団法人地方自治情報センター(LASDEC)

震災発生から時間経過とともに、全国民が注目・閲覧を要する重要コンテンツ、政府、地方公共団体から提供される情報の多くが、PDFやExcelファイル形式で情報配信されております。インターネットを通じて多数の国民に円滑に閲覧していただきたいところですが、アクセスが集中し、PDFやExcelファイル形式の場合、容量が大きく、サーバー・回線リソースを圧迫し、重要情報が閲覧できない事象が頻出しています。

 また、被災してPCが故障していたり、PCを持っておらず、携帯電話で情報を確認している方もおり、携帯電話の細い回線で容量の大きなファイルを閲覧することが困難なケースもあります。

 このため、現在各団体がアップロードしておられる情報は、1分1秒を争うものも多々あるかと存じますが、より多くの方に簡易に情報を受け取っていただけるよう配慮した情報提供も心がけるべきと思われます。

 是非アップロードするファイルのデータ形式についてご一考いただき、国民への円滑な情報提供をご検討いただけますと幸いです。

ご参考まで、具体的なファイルの公開方法(混雑時にそれらの閲覧でしのげるようにする予防的措置)は以下の通りです。

アップロードするファイルはPDFだけではなく、誰もが見ることができ、小容量な「HTML形式(テキスト)」のファイルも公開する。
紙資料のスキャンファイルはPDFではなく、誰もが見ることができて、再利用が容易な「JPEG形式(静止画像データ)」とする。
表形式データのファイルは、容量が大きくなるExcel形式ではなく、どのソフトでも開くことができて、再利用が容易な「CSV形式(表計算ソフトなどで開くことを前提に、データをカンマ(,)や、スペース、tab等で区切って並べたテキスト形式)」とする。


引用元: 国民へ発信する重要情報のファイル形式について - 財団法人 地方自治情報センター(LASDEC),
"https://www.lasdec.or.jp/cms/12,22060,84.html"